機械学習

Kaggle Kernelでライブラリをpip installでインストールする方法

投稿日:

こちらを読むと

  • Kaggle Kernelでライブラリをpip installでインストールする方法が分かります。
  • 記事の所要時間は5分です。

はじめに

Kaggle Kernelでmglearnというライブラリを使いたかったのですが、デフォルトでインストールされていないようで、importできませんでした。

インストールしようとしたのですが、すんなりといかなかった点があったので、共有します!

Kaggle Kernel画面

まず、Kaggle Kernel画面はこのようになっていると思います。

今回、mglearnというライブラリを使いたかったので、以下のようにmglearnをimportしてみます。

すると、mglearnが見つからないとエラーが出てしまいます。

外部ライブラリのインストール

Kaggle KernelはJupyter Notebookと同じなので、’!’を先頭に付けることで、unixのコマンドを実行可能です。

よって、以下のように、”!pip install <パッケージ名>”とすることで、所望のパッケージインストールを試みます。

Collecting mglearnと表示されたので、うまくいきそうな雰囲気です。

ところが、しばらくすると以下のように表示され、インストールに失敗します。

エラーメッセージを読むと、’NewConnectionError’と出ているため、ネットワーク関連の問題のようです。

そこで、Kernelの右下のSettingsを確認すると、”Internet blocked”となっています。

Internetの設定を選択し、”Internet connected”を選んでみましょう。

すると、以下のダイアログが表示され、設定してよいか聞かれます。

Confirmを選択すると、Settingが以下のように、”Internet connected”に変わります。

再び”!pip install”を試すと、以下のようにインストールに成功します。

その後、importを実行すると、以下のように成功します!

まとめ

  • Kaggle Kernelでライブラリをpip installでインストールする方法が分かりました。

Kaggle Kernelに関する情報を検索しても、意外と出てこないことが多いので、新しく得られた知見があれば随時共有していこうと思います!



-機械学習

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ロジスティック回帰④ 勾配法その2

Table of Contents こちらを読むと勾配法の式のおさらい勾配法の式変形シグモイド関数の微分を用いて式変形パラメータの更新式まとめReference こちらを読むと ロジスティック回帰の勾 …

多クラスロジスティック回帰⑥ モデル出力を確率で

Table of Contents こちらを読むと確率の表し方まとめReference こちらを読むと 多クラスロジスティック回帰について、モデル出力を確率で表す方法が分かります 確率の表し方 前回ま …

kaggleのKernelでGPUを使うには

Table of Contents こちらを読むとはじめにKernelの設定まとめ こちらを読むと kaggleのKernelでGPUを使う方法が分かります。記事の所要時間は5分です。 はじめに ka …

機械学習でのカテゴリ特徴量の扱いについて

Table of Contents こちらを読むとカテゴリ特徴量とはカテゴリ特徴量の例カテゴリ特徴量は機械学習モデルで扱えないカテゴリ特徴量の変換例まとめ こちらを読むと カテゴリ特徴量とは何か?が分 …

ロジスティック回帰③ 勾配法

Table of Contents こちらを読むと交差エントロピー誤差関数のおさらい勾配法(勾配降下法)まとめReference こちらを読むと ロジスティック回帰の勾配法でパラメータを決定する手法を …

Twitterフォロー

Twitterタイムライン